「畳の部屋が減ってきた時代背景と見直されてきた現在のニーズ」について少し触れておきたいと思います。
最近では畳の部屋が少なくなり、洋風化が好まれるようになりました。
特に若い人たちにその傾向が見られます。
しかし、中には「畳の部屋がないので、フローリングに畳を敷いてほしい」というお客様もいらっしゃいます。
「やはり、腰を下ろして寛げる部屋がほしい」とのことです。
その場合、できるだけフローリングとの段差を少なくするため、標準より薄い畳を提供することもあります。
今では洋間の一部に畳コーナーを設けたり、琉球風の畳を敷いたりするなど畳に関する感覚が変わりつつあることも事実です(インテリアとして捉えている)。
また、イ草を使用した畳には空気を浄化したり、集中力を高めたりするなどの効果があることも見直されています。
最後に私たちは日本人として生まれてきた以上、他の床材では味わえないこの畳の感触を体感してみてはいかがでしょう。