時代の流れとともに、建築様式もずいぶん変わってきました。
畳の下の床材も隙間がなく、窓もサッシに変わるなどして住宅が気密になってきています。
それに伴い畳の材料(畳床)も変わりました。
今では昔からのワラ床は少なくなり、建材床(スタイロ床)が主流となっています。
そちらの方が今の建築様式(環境)に適しているのかもしれません。
(スタイロ床)
作業風景
写真は現在の作業風景です。
1枚の畳を作るのに2台の機械が使われます。
昔に比べ、作業効率も大幅にアップしました。
今ではほとんど手で縫うという作業はなくなりました。
(おそらくどこの畳屋さんも同じだと思いますが)
1つの理由として、上記で述べた通り材料の変化(建材床)が考えられます。
手縫いでは上手く縫えない(締まらない)ということがあるからです。